プラスチック・スマートとは?|ホテル・飲食店の事例やメリットを解説

2022年に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が始まり、プラスチックごみ問題への対応が求められています。
しかし、ホテルや飲食店において、プラスチック製品を完全に排除することは容易ではありません。
プラスチックごみ問題の解決策として、環境省は『プラスチック・スマート(Plastic Smart)』を推奨しています。
本記事では、プラスチック・スマートの導入事例や実施するメリットを詳しく解説します。プラスチック・スマートの具体的な取り組み事例を知りたい担当者の方やプラスチックごみ問題への対応に課題を感じている事業者様はご覧ください。
プラスチック・スマートへの取り組みには、プラスチック個包装されていないおしぼりが出てくるSAWANNAがおすすめです。企業様への導入事例もありますので、詳細についてご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
目次
プラスチック・スマートとは?

プラスチック・スマートとは、環境省が推進する取り組みです。バイオマスプラスチックや代替素材への理解を深め、プラスチックと「賢く付き合っていく」社会を目指しています。
取り組みの背景には、世界中で深刻な問題になっている海洋プラスチックごみ問題が存在します。漂流するプラスチックごみが回遊したり海岸に漂着することで、海に生息する動物へ被害を及ぼしているのが現状です。
また、海洋ごみは回収が困難な場所へ漂着したり、分別されていないため処理が大変といった問題が起きています。海岸ごみの42%がプラスチックであるというデータ(環境省)は、使い捨て製品への依存が限界に達していることを示しています。だからこそ、企業単位での削減が急務と言えるでしょう。
ホテル・飲食店でのプラスチック・スマートの取り組み事例

ホテルや飲食店ではどのような取り組みを行っているのでしょうか?
実際の取り組み事例を紹介していきます。
ホテルでの取り組み事例
客室で使用する歯ブラシ、ヘアブラシ、コームなどを植物性由来の製品に切り替えることで、プラスチック削減が可能です。
客室だけではなく、ホテル内のレストランや宴会場での取り組みも選択肢の一つでしょう。プラスチック製のストローからバイオマスストローへ切り替えることで、プラスチックごみの削減につながります。
詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せて参照ください。
飲食店での取り組み事例
テイクアウト容器に植物由来のバイオマス資材を使用する、店内で使用する箸やストローに再生プラスチックが原料のものや紙製に変更する事例が増えています。
また、持ち帰りの袋を植物由来のバイオマス素材や紙製へ切り替えることで、企業としての環境姿勢を顧客へダイレクトに伝えることは有効な手段と言えるでしょう。
また、接客時に「スプーンやフォークの使用意向」の確認を徹底することは、無駄なプラスチック消費を抑えることに効果的です。
詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せて参照ください。
社内における取り組み事例
顧客向けにとどまらず、社内向けの取り組みもおすすめです。休憩室にウォーターサーバーやウォータースタンドを設置することで、マイボトルやマイカップの使用を促します。
また、社外活動として、海や川、道路のプラスごみを回収する活動もプラスチック・スマートへの取り組みに該当します。従業員への環境意識を高めるだけでなく、企業としてのイメージアップにもつながります。
プラスチック・スマート導入のメリットとデメリットを紹介

プラスチック・スマートへの取り組みは、環境問題への解決にとどまらず集客においても有効です。
導入によって得られる具体的なメリットとあらかじめ把握しておくべき懸念点について解説していきます。
プラスチック・スマートのメリット
プラスチック・スマートの導入により、廃棄物の処理費用の圧縮やスタッフの工数削減によるコストカットが期待できます。
また、SDGsの取り組み施策とも関連性が高いです。プラスチック・スマートの取り組みは、特にSDGsの目標14『海の豊かさを守ろう』や目標12『つくる責任 つかう責任』に直結します。
さらに、環境省のプラスチック・スマートの公式ウェブサイトに掲載され、ロゴの使用が認められる点も見逃せません。ホームページやチラシ等に掲載することにより企業イメージの向上や環境意識の高い層への信頼獲得につながります。特にインバウンド客は、環境意識が高いため、ロゴの提示は集客において有利になるでしょう。
プラスチック・スマートのデメリット
認証自体の認知度が低いため、導入したことで劇的に顧客が増えるといった即時効果が得られにくい点があります。
取得したロゴをホームページや予約サイト、SNSなどで戦略的に「環境省から認められた施設」であることを発信し続けることが重要です。地道な積み重ねが、中長期的にブランド価値を上げていくことに寄与します。
プラスチック・スマートの登録・ロゴマーク活用までの3ステップ

プラスチック・スマートを自社のPRとして使う場合、所定の手順を踏む必要があります。具体的な3つのステップを詳しく解説していきます。
ステップ1:事前準備と活動の実施
事前準備として、全国の取り組み事例のページを参考にプラスチック・スマートの活動を確認します。該当する取り組みをすでに実施している場合は、ステップ2へ進めてください。
取り組みを実施していない場合は、事例を参考にしながら活動内容を決定した後、社内に周知して活動を開始しましょう。
申請フォームに活動時の写真を添付する箇所があるため、必ず記録を残しておきましょう。最大3枚を掲載することができますが、合計サイズを1MB以下にする必要があります。また、予め実施内容をまとめておくことで、申請フォームへの入力時間の短縮につながります。
ステップ2:申請・ロゴマークの取得
公式サイト内の登録ページから直接入力する方法と、専用の申請フォームをダウンロードして事務局へメールで送付する2種類の方法があります。
必要項目を入力するだけなので、実施内容を事前にまとめてあれば30分程度で入力が完了するでしょう。
登録自体はシンプルですので、まず活動の実績づくりから始めてみることがおすすめです。
プロジェクトに賛同し、プラスチック・スマートのウェブサイトに取り組みが登録されると、ロゴマークを使用することが可能になります。
実際のプラスチック・スマート公式ページでは、会社名と取り組み内容が掲載されます。
ステップ3:広報・CSRとしての活用
プラスチック・スマートの取り組みをPRするためのホームページや広告、パンフレットなどにログマークを掲載しましょう。
取り組み内容をロゴマークと共に掲載することで、社会的な信頼度が高まり、環境意識の高い層の目にとまることでしょう。取り組みそのものが会社のCSRとしての発信につながります。
プラスチック・スマートの推進にSAWANNAがおすすめの理由

プラスマ・アワード2026「銀賞」受賞の信頼性
環境省では、プラスチック・スマートのウェブサイトに登録されている取り組みの中で、先進的で効果的な事例を表彰しています。対象は、「拾う」「分ける・戻す」「広める」「作る」「使う・減らす」の5つの部門です。
SAWANNAは、おしぼりの廃棄と使い捨てプラスチックの削減への取り組みに評価をいただき、プラスマ・アワード2026において「使う・減らす」部門で銀賞を受賞いたしました。
プラスチックごみの大幅な削減
SAWANNAは、機械の中におしぼりがロールでセットされており、個包装されていません。従来の使い捨ておしぼりのように、大量の包装用プラスチックごみを出すことなく、さらにセンサーに手をかざすことで必要な分のおしぼりが供給されるため、使用しなかったおしぼりの廃棄の削減にも寄与します。
具体的な数値でのPR
多くの企業は「活動の成果をどのように証明するか」という課題に直面します。SAWANNAを導入することで、年間のプラスチックごみ削減量を数値化できるようになります。
算出された根拠ある実績は、CSR報告書や会社のホームページへの明記が可能です。抽象的な表現に止まらず「年間〇〇kgのプラスチックごみ削減」と定量的に示せることで強力なPR材料になるでしょう。具体的なデータは、競合他社との差別化に効果的です。
現場の負担軽減とコスト削減
SAWANNAは、使用者が自らおしぼりを受け取るため、従業員による配布が不要です。これまで、配布に携わっていた人員を減らすことができますし、ロール紙を補充するだけですので、おしぼりの在庫管理の工数の削減も実現します。サービス提供者は、浮いた時間を満足度の高いサービスに集中することができるでしょう。また、ごみが削減されることで、清掃の時間が短縮され、廃棄に関わるコスト削減も期待できます。
まとめ
プラスチック・スマートの考え方とホテルや飲食店における取り組み事例を解説しました。
導入することで、海洋プラスチックごみ問題の解決に貢献するだけでなく、清掃や廃棄コスト削減、認証の取得による企業イメージアップなど、経営面において有利な手段となります。
公式サイトへの登録は非常にシンプルですので、まずは自社の活動を検討することから始めてみてください。
プラスチック・スマート認証取得の取り組みの一つとして、プラスチックごみを根本から削減できるSAWANNAがおすすめです。飲食店やホテルでも多くの導入事例もありますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。